Grok の画像プロンプトとは、Grok アプリと X の中にある画像と動画の機能 Grok Imagine への指示文です。同じ入力欄で三つのことができます。絵をゼロから作る、既にある画像を普通の言葉で直す、静止画を短い動画に変える、の三つです。


Grokの画像プロンプトは5つのルックに分けられます。ほとんどの人が犯す間違いは、ルックの名前だけを書いて終わることです。「シネマティック」「アニメ」「抽象」はラベルにすぎません。実際にその見た目を作るのは、光、色のパレット、媒体の具体的な組み合わせであり、プロンプトに必要なのはそこです。
以下の50個はルック別に分け、各グループの冒頭で何がその表現を生むのかを説明します。導入を読めば、プロンプトはコピーするだけの一覧ではなく、自分で展開できる型になります。すべてGrokや同等の画像モデルで使えます。
関連して知っておきたいセットが3つあります。画像生成向けGrokプロンプトでは、ジャンルごとに10個の長いプロンプトを詳しく解説しています。画像編集向けGrokプロンプトは、すでにある画像を変更するための別の書き方を扱います。親ガイドのGrokプロンプトでは、画像以外のGrokの使い方をまとめています。

ルック名だけで止めた例:
夜の街を撮ったシネマティックな写真。ドラマチックでムーディー。
その見た目を生む条件まで書いた例:
雨上がりの夜、細い街路を路面の高さから奥へ見通す。光源は濡れた地面に反射する店舗の看板だけ。街灯も月明かりもない。ほぼ黒の中にマゼンタとシアン、35mmアナモフィック、2.39:1、中央奥に小さな人物を一人。
「ドラマチック」「ムーディー」という言葉は消えましたが、結果はむしろ強くなります。モデルに、その雰囲気を作る方法を伝えたからです。
画像をシネマティックに見せるのは被写体ではありません。理由のある単一光源、横長比率、抑えたパレット、遠近を圧縮するレンズです。以下はすべて4点を指定しています。
1. 夜行列車の窓
夜の列車で窓の外を見る60代女性。車内から目線の高さで撮影。背後のホーム灯が柔らかなボケとして反射し、左上の暖かな実用灯一つが顔を照らし、右側は深い影。50mm、F2、控えめなティールとアンバー、2.39:1、自然な肌の質感。
2. 雨に濡れた路地
長いコートの人物が夜の濡れた路地を遠ざかる。背後から路面の高さで撮影。光源は濡れた地面に反射するネオン看板だけ。ほぼ黒の中にマゼンタとシアン、35mmアナモフィック、フレアは看板からのみ。
3. 閉店間際のダイナー
通りから窓越しに見る深夜のダイナー。カウンターに客が一人。店内の蛍光灯だけが点灯し、外の濡れた舗道へ反射する。ティールとナトリウムオレンジ、50mm、映画の一場面、わずかな粒子。
4. 砂漠の道に一台の車
日没後の空の砂漠道路に止まる一台の車。ヘッドライトを点け、低い正面角度から撮影。深い紫の空にバーントオレンジの地面、28mm、2.39:1、周囲に他の車はない。
5. 消失点へ続く廊下
夜の病院の廊下。天井の蛍光灯が消失点まで続き、中景にストレッチャーが一台。カメラを8度傾ける。冷たい緑白色、軽い周辺減光、28mm、露骨な要素なしに不穏。
6. 夜明けのキッチン
夜明けの小さなキッチンでコーヒーを入れる女性を、入口から見る。ブラインドを通った柔らかな早朝光がカウンターに縞の影を落とす。落ち着いた灰色と暖かな肌色、35mm F2.8、静かで演出感なし、フィルム粒子。
7. 逆光の山頂
日の出の稜線に立つ登山者二人。背後からの光だけで、明るい輪郭を持つほぼシルエットにする。カメラと人物の間に霧。冷たい青の前景と暖かな金色の空、望遠圧縮、21:9。
8. ブルーアワーの屋上
ブルーアワーに街を見下ろす屋上の縁へ座る人物。背後の少し高い位置から見る。建物の窓灯だけを暖色要素にする。濃い青からティール、24mm、広く静的な構図、過度なドラマなし。
9. ランプ一つの工房
斜めの卓上ランプ一つの下で作業する時計職人。手は鮮明で、顔は影へ落ちる。作業台の外は完全な暗闇。ほぼ黒の中に暖かな真鍮色、85mm F2、人物より工具へ焦点。
10. ゴールデンアワーの駐車場
ゴールデンアワーの無人のスーパーマーケット駐車場。ひび割れたアスファルトへ長い影が伸びる。低い太陽はカメラの真後ろ。灰色に暖かなアンバー、35mm、ほかに何も入れず、意図的に平凡。
シネマティックなプロンプトがストック写真のようになったら、原因はほぼ必ず光源を二つ以上許したことです。一つ減らしてください。
一般的なデジタル出力とイラストを分ける最大の決定は、物理的な媒体とその挙動を書くことです。キャンバスから盛り上がる絵具、紙へにじむインク、わずかにずれた印刷レイヤーなどです。AI画像プロンプト集では、ほかのモデルでも同じ原則を紹介しています。
11. 厚塗り油彩の街
雨に濡れた夜の街を厚いインパスト油彩で描く。筆致が見え、キャンバスから盛り上がる。反射は細かく描かず示唆する。アンバー、オックスブラッド、冷たい白。全体に柔らかな縁、薄い部分にはキャンバスの織り目が見える。
12. 墨絵の湖
霧の湖に小さな漁船、前景に葦。画面の大半を空白の紙として残す。和紙に墨のにじみと擦れが見える自由な筆致。黒一色と淡い灰色のぼかし一つ、縦構図。
13. アールヌーヴォーのポスター
流れるユリの茎と複雑な曲線装飾に囲まれた横顔の女性。装飾的なアーチ枠。太い装飾線と平面色。セージ、オーカー、深いプラム。縦ポスター、左右対称、広い余白。
14. スクリーン印刷の風景
山脈を平面スクリーン印刷ポスターとして表現。ティール、クリーム、バーントオレンジの3色だけを使用し、レイヤーをわずかに版ずれさせる。紙の質感を見せ、陰影もグラデーションも使わない。
15. 水彩の絵本
夜、キノコの傘に座る編み物のマフラーをした小さなキツネ。細いインク線を合わせた水彩。縁に絵具のにじみが見えるパステルのライラックとミント。前景の草はぼかし、漫画ではなく絵本の雰囲気。
16. 技術イラスト
機械式時計ムーブメントの断面技術図。清潔な線、ハッチング陰影、番号付きの引き出し線5つ。オフホワイトにインクブルーと暖かな灰色。遠近の歪みなし、工学図面の規則に従う。
17. ローポリ3D
穏やかな海辺の小さな漁村をローポリ3Dで描く。平面シェーディングと見える多角形の稜線。鮮やかなティール、コーラル、砂色、柔らかなアンビエントオクルージョン、硬い影なし。ややアイソメトリックな3/4視点、白背景。
18. ビザンティンモザイク
小さく不規則なガラスタイルだけで作った犬の肖像。すべてのテッセラの間に目地が見える。金色タイルの背景、暖かなアンバーとスレート。正面向き、斜めの光で個々のタイルにハイライト。
19. ステンシルのストリートアート
凧を放すと鳥の群れへ変わる子どもを、風化したコンクリート壁へスプレー。硬い縁と少しの吹きこぼれがある2層ステンシル。黒に赤いアクセント一つ。下地のひび割れと古い塗料が見える。
20. 木炭の人物習作
色付き紙に座る人物を木炭で描く。影は重く、明部はほとんど示さない。こすれた縁、見える紙目、白チョークのハイライト一つ。ゆるく未完成で、顔の細部なし。
存命の特定作家ではなく、媒体や伝統を参照してください。一人を模倣せずに見た目を得られ、伝統が持つ規則によって出力も統一されます。
アニメ調は二つの技術的な判断で決まります。硬い影の境界を持つセルシェーディングと、背景より平面的に描かれたキャラクターです。作品名を挙げるより、この二点を書く方が有効です。
21. 夕暮れの屋上
夕暮れの学校屋上で、鞄を横に置き空を見る生徒。硬い影の縁と整った線幅のセルシェーディング。オレンジから紫へ変わる暖かな空、平面的な人物と細密に描いた背景の対比。
22. 雨、一本の傘
夜の濡れた通りで一本の傘を共有する二人を背後から見る。セルシェーディングの人物と、より写実的に描かれた背景。舗道の反射、冷たい青に暖かな店内灯のアクセント。
23. 休止中のメカ
草原に膝をつき停止した大型メカ。一方の脚に蔓が伸び始めている。硬い機械線、見えるパネルライン、つや消しで風化した塗装。曇天の平坦な光、抑えた緑と錆色、横長構図。
24. 午前2時のコンビニ
午前2時、カウンターに客が一人だけいるコンビニ店内。セルシェーディング、平坦な蛍光灯、棚とパッケージは高精細。緑白色の光、やや低彩度、静かな空気。
25. 森の精霊
夜の森の神社の石段に立つ、尾が多すぎる小さな狐の精霊。発光部分だけを光源にしたセルシェーディング。深い藍と淡い金、描き込まれた背景、毛並みの細線。
26. 衝突する二つの画風
巨大で非常に精密な写実的機械の足元に立つ、極端に小さなちびキャラクター。一画面で二つの画風を意図的に衝突させる。明るく平面的な人物色と灰色のレンダリング機械。
27. 接触の瞬間
スポーツ場面で接触が起きる瞬間の一コマ。衝撃点から速度線が放射する。太い輪郭、高彩度、背景だけにモーションブラー。動的な対角構図。
28. 日常、キッチン
小さなアパートのキッチンで一緒に料理する二人。一人がスプーンから味見する。暖かなセルシェーディング、窓からの柔らかな午後光、物の多い詳細な背景。抑えた暖色、アクションなし。
29. スタイライズされたサイバーパンク街
三言語のネオン看板が幾層にも重なる細い通りを、一人が歩く。セルシェーディングの人物と厚く描いた背景。マゼンタとシアン中心、深い黒、低いカメラ位置。
30. レトロなアニメセル
手描きの1980年代アニメセル風の夕焼け都市。絵具の質感とわずかな版ずれを見せる。コーラル、ティール、クリームの限定色。フィルム粒子と薄い水平走査線。
背景を人物より細かくしてください。その差こそが表現のレジスターであり、人が「アニメ風」と認識している実体です。
ブランド素材にはほかのグループにない条件があります。コピーを置く空間です。比率と、どの部分を空けるかを指定すれば、後でトリミングせずレイアウトへ使える結果になります。
31. コピー空間のあるワイドヒーロー
夕暮れの海岸を16:5のワイドヒーローバナーで表現。左3分の1全体を見出し用に意図的に空け、低コントラストにする。主要要素は右3分の2に限定。柔らかなグラデーションの空、コピー領域には細かい要素を置かない。
32. 大理石上の商品
白いカララ大理石上のマットブラック円筒缶。テーブル高さの3/4角度。上方やや前に大型ソフトボックス、下に白いバウンス、左に輪郭を作る黒カード。継ぎ目のない淡い灰色背景、100mm F5.6、ほこりなし。
33. 余白付きフラットレイ
質感のあるクリーム背景に、パステルグリーンとコーラルの帯ラベルを付けた再生紙ボトル3本を真上から配置。散らしたベリーとミントの枝一本。柔らかく均一な自然光、影は最小限、四辺に広い余白。
34. 統一されたアイコンセット
ウェルネスアプリ用の統一アイコン5つ。睡眠、呼吸、栄養、運動、水。共通の2px線幅と円形コンテナのフラットデザイン。セージ、クレイ、クリーム、グラデーションと影なし。白背景に等間隔で一列。
35. 縦型ストーリーフレーム
空中で回転するスムージーボトルと、周囲で静止した果汁の飛沫。9:16縦。マンゴーとパッションフルーツのトロピカル配色、高速フラッシュで動きを停止、明るく均一な背景グラデーション。上下の安全領域は空ける。
36. 読めるネオンサイン
暗いレンガ上の写実的なヴィンテージネオンサイン。OPEN LATEを流れる筆記体のネオン管で正確に表示。電気的なピンクと淡い青の外光、取付金具も見せる。サインだけが光源の夜景、正面構図、文字は鮮明で綴りも正確。
37. アイソメトリック説明フレーム
浮かぶスマートフォンへ流れ込む、データ矢印と雲の形。アイソメトリック視点。柔らかなグラデーション塗りの平面ベクター、ミントと深いネイビー、清潔な白背景、広い余白、鮮明な輪郭。
38. 飾らないエディトリアル料理
擦れたホーロー皿の食べかけの朝食を真上から撮影。パンくずと中央から外れた折り畳みナプキンで意図的に不完全にする。右から硬い側光、質感のある灰緑背景、左上に見出し用余白。
39. ビルボードモックアップ
夕暮れの空いた高速道路脇の屋外ビルボード。広告はゴールデンアワーのインフィニティプール。冷たい青い空に暖かなアンバーの広告、盤面に軽い遠近の歪み、右下にタグライン空間。
40. 2色のブランドポスター
紙の白と平面色2色だけを使うミニマルなイベントポスター。上3分の1をタイトル用に大きく空け、下中央に単純な幾何学要素を一つ。擦れた活版印刷の質感、縦2:3、写真要素なし。
タイポグラフィ自体がテーマでない限り、画像内の文字を頼まないでください。文字レンダリングは今も不安定で、デザイナーなら数秒で本物の書体を配置できます。
すべてを奇妙にすると実験的な作品は崩れます。以下は不可能または異常な要素を一つだけ置き、照明を含む残りは普通に扱います。
41. 液体金属の顔
人間の顔へ変形する途中のクローム液体彫刻。顎の周囲に表面張力の波紋が残る。スタジオ環境が金属に柔らかなグラデーションで反射する。上に大型ソフトボックス一つ、両側に黒いフラッグ、中間灰色の背景。
42. 不可能な幾何学
マットホワイトと磨かれた真鍮のメビウス帯が不可能に絡み合う。柔らかな方向光がグラデーション陰影と鮮明な接地影を作る。継ぎ目のない淡い灰色の無限背景、中央対称、質感ノイズなし。
43. グリッチコラージュ
破った古い新聞記事にRGBチャンネルずれの帯とハーフトーンの点を重ねる。低彩度の新聞紙ベージュにアシッドグリーンとホットマゼンタ。中心を外した非対称構図、テープとスキャン痕を見せる。
44. 音波の砂丘
尾根が反復する音波の形を作る砂丘の空撮。低い夕日が斜めから当たり、砂粒の波をすべて浮かび上がらせる。深いアンバーの影に暖かなアプリコットのハイライト。地平線なし、純粋な質感研究、望遠圧縮。
45. 溶ける肖像
輪郭が漂う煙へ溶けていくモノクロの横顔。硬い側光と、画面半分を満たす深い黒。細かな粒子、ミニマルなエディトリアル、柔らかなピント落ち、広い余白。
46. 溶けたクレヨンの海
流れる途中の溶けたクレヨンワックスでできた海。波の頂に小さな折り紙の船。各波にワックスの質感と色のにじみを見せる。水ではなく素材として読めるマクロスケール、鮮やかな原色、浅い被写界深度。
47. 霜の模様
一枚の窓ガラスに形成される氷の結晶。樹枝状の分岐を完全に解像する。外から冷たい青白い光、内側からかすかな暖色光。向こうの世界は柔らかな形だけ。マクロF8、枠や窓台を見せず、模様だけを主題にする。
48. 長時間露光の人物
夜、三脚の長時間露光で、完全に静止する人物の周囲を暖かな光跡が動く。ほぼ黒の中に光の筋、人物は完全に鮮明、暗い服、ほかの光源なし。
49. 不可能な要素を一つだけ
普通の午後の普通の郊外道路。ただし実物大のクジラが屋根の上に静かに浮かび、誰も見上げていない。曇天の平坦な光、ほかはすべて写真として正常。劇的ではなく穏やか。
50. 出会う二つの素材
胴体にオオカミの毛、肩に重なる羽毛を組み合わせたクリーチャー。一本一本の毛と羽枝を描き、二素材の境界を自然にする。背後から冷たい月光、下からかすかな暖色光、中間灰色の背景。
最も奇妙な要素を取り除いて試してください。それでも画像が成立するなら成功です。崩れるなら、奇妙さだけが全てを支えていました。
画像モデルは失敗の仕方が異なり、どれが自分の画像に合うか事前には分かりません。同じプロンプトを二つで試す方が比較記事を読むより有用です。Grok 4.5も候補に入れ、全モデル一覧を一度確認して、実際に使える選択肢を把握してください。
一回の生成で一行だけ変える習慣をつけてください。光、パレット、媒体を同時に変えると、何が効いたか分からず次の試行が推測になります。Chat Smithは会話内に過去の版を残すため、この方法を実践できます。チャットを飛ばすなら、AI画像生成ツールやAIアート生成ツールへ直接プロンプトを入力できます。
Grok の画像プロンプトとは、Grok アプリと X の中にある画像と動画の機能 Grok Imagine への指示文です。同じ入力欄で三つのことができます。絵をゼロから作る、既にある画像を普通の言葉で直す、静止画を短い動画に変える、の三つです。

プロジェクトを前に進めるために必要なものはすべて、すぐ手の届くところにあります。